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終活って本当に必要⁉︎何をやればいいの⁇

 

こんにちは!

ファイナンシャルプランナーのレインです。

 

最近、終活の話をよく聞きますが、今日は終活について、何のためにやるのか、具体的に何をやればいいかなどを説明していきます。

人生のエンディングに向けて、あなたも終活してみませんか?

 

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なぜ終活をやるの?

まずは、「なんで終活をやる必要があるのか?」です。

理由はいくつかありますが、一番の理由はやはり日本が超高齢社会になっていることです。

国際連合の定義では、高齢者(65歳以上)の割合が7%を超えると高齢化社会、14%を超えると高齢社会、21%を超えると超高齢社会といいます。日本ではすでに高齢者の割合が25%を超えています。すなわち超高齢社会なのです。

超高齢社会ということは、平均寿命が長く人生の後半期が長いということです。そのために人生の後半期をよりよく過ごすために、終活が必要となってきます。

 

そして、高齢化に伴い認知症の高齢者が増えてきます。

厚生労働省研究班の推計によれば、日本の認知症高齢者の数は、2025年には65歳以上の5人に1人にあたる700万人前後まで増えると予想されています。

認知症になると、記憶力や判断能力が衰えるため、トラブルも増えてきます。あなたが認知症になった場合に備えて、介護してくれる人のために、また手助けしてくれる人を探すために終活が必要となってきます。

 

また、一人暮らしの高齢者も増えてきます。一人暮らしで医療や介護が必要となった場合、誰に面倒を見てもらうのか、自分がなくなった後の手続きは誰に任せるかなどを考えて、終活を始める人も増えています。

 

それ以外の理由としては、お葬式やお墓の多様化、相続をめぐるトラブルの増加などがあります。

死んでしまえばあなたの希望を伝えることはできません。大事な人に想いを伝えることもできません。

あなたが亡くなった後に残された人が困らないためにも終活は必要になのです。

 

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終活ってなにをやるの?

では、実際に終活ってどんなことをやるのかということですが、何よりもあなたが最期まであなたらしく、よりよく生きるために備え、また、残された大切な人のためにということを考えていきましょう。

 

①残りの人生をデザインする

まずは、これまでに人生を振り返り、これからの人生をイメージすることからスタートします。

現役を引退した後の第二の人生は、自分の好きなことや、やりたかったことを実現し、あなたらしさを大切にした生活ができる貴重な時間です。

平均寿命が延びたことにより、現役を引退した後の自由にできる時間は約10万時間と言われています。つまり、20年間毎日14時間自由な時間があるということです。

この10万時間もの自由時間をどのように使っていくかを考えることから始まります。

いくつになっても、新しいことを始めるのに遅いということはありません。あなたの夢やこれからやってみたいことを考えてエンディングノート(自分自身の情報や亡くなった後の希望を書いておくノート)に書くことは、終活で最も重要なステップのひとつです。

たとえ、病気や要介護状態になって自由に動けなくなっても、あるいは認知症になったとしても、最期まであなたらしく過ごせるように準備しておくことが重要です。

 

②自分の情報をまとめる

終活ではこれまでの人生の振り返りとして、また誰かに伝えるため、自分自身の情報を整理し、さまざまな希望や想いとともに、エンディングノートに書いておきます。

いろいろな情報を整理する作業を通じて、あなたのこれまでの人生や自分自身を客観的に見ることができるというメリットがあります。

 

③人間関係の確認と財産の整理

家族や親族、知人、友人、そして今後の生活を助けてくれる人など、あなたを中心とした人間関係を確認しておくことも、終活において重要な手順です。何かあったときに、誰に連絡すべきか、誰に頼ることができるかをエンディングノートにまとめておきます。

また、金融機関や不動産など、現在保有している財産について調べて書き出しておくと、これからのライフプランや財産の相続について考えるうえで役に立ちます。

 

このように、終活とひとことで言っても、やらなければいけないことはたくさんあります。

最近では、早い人で30代から終活の相談に来る人もいます。そして、エンディングノートを書き終えて皆さんは、「モヤモヤしていたものが無くなった」「これからの人生がはっきり見えてきた」「死後の不安が解消された」など、終活をやってよかったと答える人がほとんどです。

わたしも40代ですが、すでにエンディングノートを書き終えて人生100年時代の後半期に向けて進んでいます。

 

あなたも、これからの人生をあなたらしく生きるため、残された大切な人のため終活をしてみませんか。

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